Blender 3.2 Alpha 4月11日版のインストール
Blender.orgに本日Updateされた開発中のバージョンである3.2Aをダウンロードします。
ダウンロードしている人が多いからなのか、244MB程度のファイルサイズながらダウンロード時間は非常にゆっくりとしたものになっています。
30分かかるかもしれませんので、のんびり構えて待ちましょう。
ダウンロード完了したらZIPファイルの展開をしましょう
展開するとインストールすること無く起動できます。
Blender.exeが実行ファイルです。Launcherからでも同様に起動できます。
Blender.exeまたはLauncherファイルの上で右クリックして、「送る」からディスクトップを選択して、ショートカットを作成します。
ディスクトップのショートカットアイコンから起動できるようになります。
デフォルトの設定を弄る
設定変更
編集 >プリファレンス >インターフェース
最初に起動した時に日本語化しているので、インターフェース翻訳は完了しています。
しかし、新規データのファイル名は日本語のままだと文字化けすることがあるので、チェックを外しておきましょう。
視点の操作 >自動☑透視投影
好みですが、自動で平面投影と透視投影が切り替わるのが煩わしいと感じる人はチェックを外しておくと一般に使う平面投影のままに固定されます。
テンキーの5で手動切替可能です。
好みでパイメニューの拡張にも☑を入れると良いかも。
Cyclesレンダーエンジンのデバイスは「なし」になっていますが、私はCUDAを使います。
私のPCは古くてCPU性能が低いので、画像エンジンのデバイスを拡張してあるGTX1650SUPERとCPUの連携で補うことにしています。
性能の大幅アップを実現するソリューションのひとつがGPUを使った並列計算です。GPUにはCPUよりもはるかに多くのコアが搭載されているだけでなく、大量のタスクを並列に実行するという特徴があります (CPUは逐次実行)。
CUDA (Compute Unified Architecture) はNVIDIA社が開発・提供しているGPU向けの汎用並列コンピューティング プラットフォームで、逐次実行が不要なタスクをGPU上で並列に実行します。C、C++、Fortranなどの言語に対応しており、計算負荷の高いタスクを簡単にNVIDIAのGPUにオフロードできます。CUDAは多くの計算能力が必要な領域や高い性能が必要かつ並列実行が可能です。
CUDAの代わりに使われるソリュ-ションで最も有名なのがOpenCLです。
OpenCLはApple社とクロノスグループによって開発され、2009年にリリースされました (AppleのハードウェアではOpenCLとOpenGLは非推奨APIで、Metal 2の利用が推奨されています)。
OpenCLとCUDAの最大の違いは対応ハードウェアにあります。
CUDAはNvidia製のGPUに特化して設計されていますが、OpenCLはNvidia製とAMD製の両方のGPUで利用できます。
NvidiaのGPUを搭載しているならば、CUDAで良いでしょう。
もうひとつ
メモリーと制限の項目にあるアンドゥ回数ですが、目盛りを多く積んであるPCなら100回くらいに上げておいても良いようです。
私は16GB積んでいますが、アンドゥは50回に設定しています。
プリリファレンスに保存できない変更
左下の三本線をクリックして表示される子ウインドウにあるプリリファレンスを自動保存に☑が入っていることを確認しておきましょう。
プリリファレンスを変更して不具合が発生したら初期状態に戻すことも可能です。
この変更は無視されます---------------------
スタート画面を変更したい?
カメラと光源とキューブを表示したくない場合は右上の3つの項目を全部選択して右クリックして出るメニューから削除出来ます。
キューブだけ消すならX >削除ですね。
Blender3.1では・・・
編集 >プリファレンス >三本線 >プリリファレンスを保存
そしてリファレンス保存してしまえば、次回起動時にはこの3つは表示されません。
レンダーエンジンもCyclesに変更したと思うので、その設定も残ります。